ソフト闇金「ラビットキャッシュ」は金欠の人にとって魅力的なサービスですが、実は危険な存在です。
公式サイトには運営会社の情報がなく、手数料や延滞金が高額です。
返済が難しくなって放置すれば、執拗な取り立てや嫌がらせも行われます。
そこで今回は、ソフト闇金「ラビットキャッシュ」が返済できないとどうなるのかについて解説します。
利用を検討している人、知らずに申し込んでしまった人はぜひチェックしてください。
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ソフト闇金「ラビットキャッシュ」の基本情報
まずはラビットキャッシュの基本情報について確認しましょう。
運営会社 | ソフト闇金ラビットキャッシュ |
電話番号 | 不明(記載なし) |
住所 | 不明(記載なし) |
代表者 | 不明(記載なし) |
メールアドレス | 不明(記載なし) ※申し込みフォームあり |
公式サイト | https://rabbitcash.net/ |
運営会社の情報がまったく分からず、実態が掴めません。
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利息について
貸金業法によると、融資・借入の上限金利は借入金額に応じて年15%~20%です。
ラビットキャッシュはこの金利を大幅に超えています。
参考:https://rabbitcash.net/risoku/
日数 | 利息 |
7日間 | 20% |
10日間 | 30% |
14日間 | 20% |
20日間 | 20% |
30日間 | 30% |
金利だけ見てもかなり高額だと分かるのですが、利息の他にも手数料3,000円が差し引かれます。
例えば7日間で6万円借りたとすると、利息は12,000円、手数料3,000円となり、実際に振り込まれるのは45,000円です。
さらに支払いが遅れると、1日3,000円の延滞金が加算されます。
手数料が法外な上に延滞金も高く、「借りたはいいが返済できない。どんどん借金が膨らむ」といった状況になるかもしれません。
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ソフト闇金「ラビットキャッシュ」払えないとどうなる?
ラビットキャッシュに返済できない場合、遅延損害金が請求され、取り立ての電話が増えます。
口コミでは強引な取り立てや威圧的な態度が指摘されており、家族や職場にまで連絡されることも…。
ここからはラビットキャッシュを放置するとどうなるか紹介していきます。
高額な延滞金が発生する
融資・借入の返済が遅れた場合、延滞金(遅延損害金)が発生するのは一般的です。
しかし利息制限法で、金融業者による延滞金の利率は20%までと決められています。
延滞金の計算方法は「滞納額(支払い期日に払うべきだった金額)×利率÷365日×延滞日数」となるため、通常1ヶ月放置しても数百円です。
しかしラビットキャッシュは1日あたり3,000円を請求してきますから、1ヶ月(30日)放置すると9,000円上乗せされます。
利息はもちろん、延滞金についても法律を守らない点から、「利用者からとことんお金を取ろう」といった考えが透けて見えますね。
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家族や職場にも連絡してくる
ラビットキャッシュに申し込む際、さまざまな情報を提供しなければいけません。
申込時に入力する情報
- 自宅住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 勤務先
- 勤務先電話番号
- Twitterアカウント
- LINEアカウント
携帯電話を着信拒否しても、自宅や職場に電話が来たり、SNS経由でメッセージが届いたり、支払いを要求されるでしょう。
ソフト闇金「ラビットキャッシュ」への対処法は?
ラビットキャッシュのリスクを知らずに利用してしまった場合や、取り立て・嫌がらせが始まった場合、すぐに司法書士や弁護士に相談しましょう。
ラビットキャッシュの利息・延滞金は法外であり、放置すればするほど請求金額が増えていきます。
「借りたのは自分だから返さなきゃ」と思うかもしれませんが、そもそも法律を守らない融資(借金)は、返済の義務はありません。
これ以上支払う必要はないですし、場合によっては支払ったお金を取り戻せる可能性もあります。
さらに債務整理を専門家に依頼すると、貸金業者に「受任通知」を送ってくれます。
この受任通知は「代理人として手続きを進める」というお知らせですから、相手は利用者に直接連絡できなくなります。
そのため取り立て・嫌がらせもストップします。
しつこい連絡のプレッシャーから解放された状態で、生活再建へ取り組めるのです。
ラビットキャッシュに借りてしまったら、まずは弁護士・司法書士に相談してみることをおすすめします。
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まとめ
今回は、ソフト闇金「ラビットキャッシュ」が払えないとどうなるかを説明しました。
ラビットキャッシュの利息は高額ですし、延滞金も1日あたり3,000円を請求してきます。
「払えない」「借り逃げしたい」と悩むことになるでしょう。
しかし、着信拒否したぐらいではラビットキャッシュは回収を諦めず、家族や電話にも連絡をしてきます。
取り立てがどんどん過激になるため、飛ばすのは難しいと考えたほうがよいでしょう。
おすすめの対処法は、闇金に強い弁護士・司法書士に相談することです。
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