今月のイオンカードの支払いができそうにない場合でも「ちょっとくらい遅れても平気でしょ」と安易に考えるのは危険です。
支払い期日を過ぎてしまうと遅延損害金が発生し、最終的には差し押さえまで発展します。
そこで今回はイオンカードの支払い延滞時のリスクや、すぐに支払いが難しい場合の対処法について、分かりやすく紹介します。
イオンカードを滞納し続けると起こること
まずはイオンカードの支払い期日を過ぎるとどんな問題へと発展していくのか、順を追ってみていきましょう。
電話やSMSで取り立てされる
イオンカードの支払い期日を1日でも過ぎると、自動音声やSMSによってて支払いの催促（取り立て）が行われます。
イオンカードの電話番号
- 0570-012-331
- 0570-200-263
- 0032-069000
- 21091
- 22877
「知らない番号だから」と無視しないでください。
遅延損害金が発生する
イオンカードの支払いが遅れると、遅延損害金として特定の年率が適用されます。
具体的には、キャッシングに関しては20％の年率、カードショッピングについては14.6％の年率が適用されます。
滞納した金額に対して日割り計算で適用されるため、支払いを先延ばしにすればするほど総返済額が増加してしまいます。
イオンカードが使えなくなる
イオンカードの支払いを延滞すると、カードが突然利用停止となるリスクがあります。
コンビニやスーパー・ネットでの決済だけでなく、家賃や電気代など定期的な支払いにイオンカードを設定している場合も対応できなくなります。
入金すればカードの利用停止が解除されますが、通常3～5営業日の時間がかかります。
この期間中はカードが利用できない状態が続くため注意してください。
自宅・会社にも電話がかかってくる
イオンカードの支払い期日を1〜2週間過ぎると、督促状（支払通知書）と呼ばれる書類が届くようになります。
それでも放置していると今度は電話による催促が始まります。
最初にかかってくるのは携帯電話ですが、無視すると自宅や勤務先にも電話が来るようになります。
特に勤務先への電話は、同僚や上司に気づかれる可能性が高く、社会的な信用や評価に影響を及ぼす恐れがあります。
不在着信や留守電が残されていた場合すぐにかけなおし、イオンカード側に返済の意思や計画を伝えましょう。
「エー・シー・エス債権回収という知らない会社から連絡が来た！」「エー・シー・エス債権回収から督促状が届いた！」と困っている方へ。 エー・シー・エス債権回収はイオングループの債権回収会社で、イオンカードやイオン銀行の取り立てを代行する場[…]
ブラックリストに載る
イオンカードを2か月から3ヶ月滞納をするとブラックリストに載ってしまいます。
長期的に滞納を続けているとイオンカードが強制的に解約され、信用情報にその事実が記録されるのです。
そうなるとクレジットカードやローンの申し込みを行った際、ほぼ100％の確率で審査に落ちます。
実を言うと、新規契約だけの問題ではありません。
1つの金融機関で金融事故を起こしてしまうと、今持っている他社のクレジットカードやカードローンも利用停止となるリスクが高まります。
差し押さえが実行される
イオンカードの滞納が続くと法的手続きへと発展し、裁判所からの支払督促が送られてきます。
支払督促は絶対に無視しないでください。
たとえ一括での支払いが難しい場合で「異議申し立て」を行いましょう。
この異議申し立てを行わないと強制執行の対象となってしまいます。
強制執行とは、法的手段により債務者の資産を取り押さえることを指します。
不動産や預金・給与までが差し押さえられ、借金の返済にまわされるのです。
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イオンカードをすぐに支払えない場合の対処法
イオンカードからの取り立てが始まっても今すぐお金を用意できない場合、どうしたらいいのでしょうか。
2つの対処法を紹介するので、状況に合わせて選んでください。
イオンカードに相談する
イオンカードへの入金がすぐにできないと分かった時点で、カード会社へ相談しましょう。
正直かつ誠実に状況を伝えると、支払い条件の変更を提案してくれる場合があります。
支払い希望日が15日までの場合、テレホンアンサー（自動音声）を利用してください。
固定電話からの問い合わせは0120-223-212に、携帯電話・スマートフォンからの問い合わせは0570-064-750または043-331-0999にかけます。（いずれも年中無休24時間）
16日以降の入金を希望する場合は管理センターに直接問い合わせします。
管理センターの電話番号は0570-200-263で、受付時間は9:00から19:00まで（年中無休）です。
債務整理を検討する
多額の借金に悩む場合、債務整理を検討しましょう。
債務整理とは、裁判所や弁護士・司法書士の協力を得て、合法的に借金を減らす、もしくは帳消しにする手続きを指します。
具体的な方法としては次の3つが挙げられます。
債務整理の方法
- 自己破産：裁判所に破産の申立を行い、借金の全額を免除してもらう方法
- 個人再生：原則3年以内に借金の一部を返済し、残りを免除してもらう方法
- 任意整理：裁判所を介さず、弁護士や司法書士に交渉をしてもらう方法
債務整理のデメリットとして「ブラックリストへの掲載」が考えられますが、それを補って余りあるメリットが存在します。
例えば、取り立てをストップできますし、方法によっては家族に知られずに手続きを進められます。
また、自宅や車といった財産の差し押さえを防ぐことができるため、まずは専門家と相談してみましょう。
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まとめ
今回はイオンカード延滞のリスクや、支払いが困難な場合の対処法について解説しました。
延滞が続くと日常生活に問題が生じる可能性がありますので、早めに対応しましょう。
もしすぐにお金を用意できない場合は、カード会社に相談するか、債務整理を検討してください。
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アヴァンス法務事務所は豊富な経験とノウハウを活かし、お客様の意見をしっかりとヒアリングし、問題の解決に全力を尽くしてくれます。はじめて債務整理を依頼する方でも不安なく利用できるでしょう。
事務所名 司法書士法人 アヴァンス・リーガルサービス・グループ
代表者 司法書士 姜 正幸
所在地 〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜2丁目2-22 北浜中央ビル3F
営業時間 電話：平日9:30～21:00 土日祝9:30～19:00／メール：24時間365日
料金 着手金：(1社あたり)11,000円(税込)～ 解決報奨金：(1社あたり)11,000円(税込) 減額報酬：減額または免除できた金額の11％(税込)
支払方法 着手金の分割払い可
