「ちょっとなら、支払いが遅れても大丈夫だよね…？」
後払い決済サービスの支払い期限を過ぎ、そのまま未払いを続けるとどうなるんでしょうか？
細かい手順はサービスによって異なりますが、大まかな流れは同じ。
滞納期間が伸びれば伸びるほど危険で、最終的には差し押さえが待っています。
満足な生活はできなくなる可能性があります。
そこで今回は後払い決済サービスで遅延・未払いするとどうなるか、流れを紹介します。
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後払い決済サービスが使えなくなる
支払い期限を1日でも遅れると、後払い決済サービスが利用できなくなります。
これからも後払い決済サービスを使いたいなら、早めに返済しましょう。
「利用停止くらいだったら、まぁいいか。」と軽く考えないで！
何回も遅延を繰り返していると、利用限度額の引き下げや審査落ちも考えられます。
また、信用情報機関に登録されてしまうと、他の後払い決済サービスでもNGになるケースも…。
後払い決済サービスが選べなくて、クレカも持っていない人は、ネットショッピングが難しくなると言えるでしょう。
遅延損害金が発生する
後払い決済サービスの支払いをしていない場合、遅延損害金がかかります。
一般的な利率は年14％！
もともとの支払い日から、遅れて支払いした日までの日数分が加算されます。
つまり、遅れれば遅れるほど支払うお金が増えていくということ。
さらに後払い決済サービスによっては遅延損害金に加えて、延滞事務手数料や回収手数料などの手数料も発生します。
余計なお金を払わなくていいよう、1日でも早く返済したいところです。
メール・電話・手紙が届く
支払い期限を過ぎて数日以内には、後払い決済業者からメールや専用アプリなどで連絡が来ます。
内容は注文内容・支払い金額・支払い期限、入金依頼など。
催促メールが届いても無視している場合、電話や手紙でも連絡が来るでしょう。
「入金しない場合、法的措置を取ります」と伝えてくるはずです。
ドキッとしますが、この段階で支払いできれば、まだ人生に大きな影響は与えません。
催促の連絡が来たら、家族にお金を借りるなり、短期バイトで稼ぐなり、どうにかしてお金を作って返済しましょう。
しかし遅延するからには、どうにもならない事情があるはず。
後払い決済業者に、誠意を持って相談しましょう。
支払い期限を再度延ばしてくれたり、分割での支払いに応じてくれたりというケースも。
さんざん連絡を無視してから「お金がないので払えません」と言う人と、早めに支払い意思を伝えた人、印象がぜんぜん違いますよね。
メール・電話・手紙が届いたら、まずは返事をしてから、お金を集めるとよいでしょう。
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ブラックリストに載る
後払い決済サービスによっては延滞情報を信用情報機関に登録するため、いわゆるブラックリストに載ってしまいます。
信用情報機関であるCIC・JICC・KSCにて、基本的に5年間、情報が保管されます。
信用情報機関はさまざまなシーンで利用されており、ブラックリストに入ると多くのことが制限されます。
ブラックリストに載るとどうなる？
- クレジットカードが作れない、使えない
- 住宅ローンを組めない
- 携帯電話の分割払いができない
- 他の後払い決済サービスが使えない
- 子どもの奨学金の保証人になれない
困りますよね…。
ブラックリストに一度載ってしまうと、5年後に消えるまで、”できない”ことが増えます。
内容証明が届く
当初の支払い期限から2〜3ヶ月後には、内容証明が届きます。
後払い決済業者がお金の回収を弁護士事務所・債権回収会社に委託したのです。
支払督促・少額訴訟や刑事事件（詐欺罪）として被害届を出す準備をしていると考えてください。
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差し押さえが発生する
支払い期限から4ヶ月以上経つと、裁判所による差し押さえが発生する可能性が高まります。
差し押さえではあなたの持っている財産・資産が回収され、返済を優先。
この時点になると、まわりの人にも知られているでしょう。
家族はもちろん会社にもバレ、居場所がなくなるかもしれません。
差し押さえは未払い金額がなくなるまで続き、最悪の場合、個人再生や自己破産の手続きが必要になるかも…。
「支払い期限をちょっとくらい過ぎても大丈夫でしょ」と思っていた。
それが差し押さえにまで発展するなんて、考えただけでもゾッとしますよね…。
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まとめ：後払い決済サービスを遅延・未払いすると、最後は差し押さえ
今回は後払い決済サービスで遅延・未払いするとどうなるか、流れを紹介しました。
後払い決済サービスを遅延・未払いしたときの流れ
- 後払い決済サービスが使えなくなる
- 遅延損害金が発生する
- メール・電話・手紙が届く
- ブラックリストに載る
- 内容証明が届く
- 差し押さえが発生する
支払い期限から数日以内に返済すれば、問題は大きくなりません。
数ヶ月も放置するとブラックリストに載り、法的措置を取られ、最終的には差し押さえが待っています…。
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事務所名 司法書士法人 アヴァンス・リーガルサービス・グループ
代表者 司法書士 姜 正幸
所在地 〒541-0041 大阪府大阪市中央区北浜2丁目2-22 北浜中央ビル3F
営業時間 電話：平日9:30～21:00 土日祝9:30～19:00／メール：24時間365日
料金 着手金：(1社あたり)11,000円(税込)～ 解決報奨金：(1社あたり)11,000円(税込) 減額報酬：減額または免除できた金額の11％(税込)
支払方法 着手金の分割払い可
