正規の業者から借入できなくて「もうヤミ金しかないかも…」という窮地に立たされていませんか？
ヤミ金からの借り入れは非常に危険で、重大なリスクを伴います。
この記事では、より安全にお金を手に入れる方法を紹介するので、利用できないかぜひ確認してみてください。
ヤミ金から借りるとどうなる？
正規の消費者金融から借りられない人は、ヤミ金の利用を考えるかもしれません。
「もうヤミ金しかない」と思っていませんか？
- 多重債務者
- ブラックリストに載っている
- 自分の名義でカードローンを利用できない専業主婦
- 失業して収入がない
- 年金生活をしている高齢者
- 自営業・個人事業主
- 過去に債務整理した
しかし、一度ヤミ金を使ってしまうと大変なことになります。
まずはヤミ金の怖さを確認しましょう。
借金が膨れ上がる
ヤミ金は上限金利を守らないため、「トサン（10日で3割の利息）」「トイチ（10日で1割の利息）」など驚くほどの高金利を設定しています。
「正規の業者から借りられないなら仕方ない」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってください！
高額な金利によって借金は急速に膨れ上がります。
返済が困難になり、借金がどんどん増え、さらに負担が重くなるでしょう。
「審査なし」「即金」「ブラックOK」という文言は、金欠の人にとって魅力的ですよね。そのため、「安全なヤミ金ってある？」「ソフト闇金なら大丈夫だよね？」と考えることもあるかもしれません。 しかし、実際にはまともなヤミ金は存在しません。 […]
取り立てで人間関係が壊れる
ヤミ金業者は法を無視した厳しい取り立てを行い、債務者を追い詰めようとします。
昼夜を問わず、ひっきりなしに電話をかけてくるでしょう。
さらに、取り立ては自分だけにとどまらず、配偶者や兄弟姉妹・実家・職場にまで脅迫めいた電話がかかってくることもあります。
以下のような悪質な嫌がらせも報告されています。
嫌がらせの手法
- 頼んでいないピザや寿司などを配達された
- 救急車や消防車を呼ばれる
- 動物の死骸を自宅に送りつけられる
取り立て・嫌がらせは精神的なストレスを引き起こすだけでなく、家族や職場の人間関係も壊してしまうでしょう。
借金を返せないと「厳しい取り立てがあるの？差し押さえされるの？」と怖くなりますよね。 実際にどのような対応がされるかは、借りている先が消費者金融（サラ金）か闇金（ヤミ金）かによって違います。 そこで今回は消費者金融と闇金を滞納し[…]
犯罪に加担させられる
借金を返済できない場合、ヤミ金業者はお金以外の方法で貢献させようとしてきます。
例えば、ヤミ金が不正な手段で得た資金を洗浄するために、債務者に口座開設や送金などの協力を求めます。
他の債務者に対して取り立てや嫌がらせを行うことを強要される場合もあります。
このような要求に応じてしまうと、知らずに犯罪行為に関与してしまうのです。
「もうヤミ金しかない」と思ったら！対処方法
「もうヤミ金しかない」と思っても、危険性を考えれば利用は避けたいもの。
クレジットカードやカードローンが使えない場合に知っておきたい、お金を調達する方法を説明しますね。
公的融資制度を活用する
「公的融資制度」とは、簡単に言えば「国からお金を借りる」ことです。
実は、個人向けにさまざまな種類が存在するのですが、国から積極的に案内されることは少ないため知らない人も多いです。
例えば「緊急小口資金」は、一時的に支援が必要な人向けのものです。
最大で10万円までと少額ですが、最短1週間程度でお金を受け取れます。
地域の役所やホームページにて、自分が利用できる融資制度があるかどうかを調べてみてください。
ヤミ金に頼る前に、公的融資制度を活用すれば、より安全で信頼性の高い資金援助を受けることができます。
リスケジュールを相談する
クレジットカードやカードローンの支払い日が迫っているなら、リスケジュールを相談してみましょう。
「リスケジュール」とは、例えば支払い日に10万円の引き落とし予定がある場合に、「毎月2万円の分割払いに変更する」「支払い金額を固定できるリボ払いに変更する」など、返済スケジュールを変更してもらうことを指します。
この方法なら返済金額や支払い日を現実的な範囲に調整でき、一時的な金欠を乗り切る手段となります。
ただし、変更が可能かどうかは借り入れ先や契約条件により異なるため、まずは返済先に直接相談しましょう。
質屋に出す
質屋では、宝飾品や電化製品などを担保にしてお金を借りられます。
質屋に出せるアイテム例
- 腕時計
- ブランド品（バッグ・財布など）
- ダイヤモンドなどの宝石
- デジタル一眼レフカメラやレンズ
- タブレットPC、スマートフォン
- 楽器
- ゲーム機
品物を質屋に預け、その価値に基づいて一定額の融資を受けます。
返済期限内に借金を返済すれば品物は返却されるので安心してください。
ただし、万が一返済できない場合は、預けた品物が質屋のものになってしまいます（商品として販売されます）。
債務整理を利用する
どうしても借金を返せない場合は債務整理を選びましょう。
債務整理とは、借金の額を減らしたりゼロにしたりするための解決方法です。
債務整理にはいくつかの種類があり、それぞれにメリットデメリットが存在します。
例えば「自己破産」では借金を完全に免除できますが、信用情報への影響や資産の一部を失うデメリットも考える必要があります。
債務整理をするべきか悩んでいるなら、弁護士や司法書士の助けを借りましょう。
借金問題に精通している専門家は、個々の状況に合わせて最適な解決策を提案してくれます。
「取り立てが止まるなら司法書士に相談したいけど、お金もかかるし…」と迷っている方へ。 闇金の利息が払えず、嫌がらせを受けている状態なら、できるだけ早く相談することをおすすめします。 確かにお金はかかりますが、取り立てを最短即日ス[…]
まとめ
今回は「もうヤミ金しかない」と思い悩んでいる人のために対処法をまとめました。
公的融資制度や質屋など、より安全にお金を工面できる方法も存在します。
ヤミ金からの借り入れは本当に危険なので、ヤミ金に頼る前に、他の選択肢を探ることが重要です。
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